オタクの金欠のしのぎ方解説!賢い推し活方法と楽しみ方を紹介

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金欠が続き、オタク趣味を心から楽しめなくなっていませんか?

グッズやイベント、遠征費やサブスクなど、推し活は出費が重なりやすく、生活費を圧迫してしまうこともあります。

お金の悩みを誰にも話せず、一人で抱え込んでいないでしょうか。

この記事では、金欠オタクを卒業するための節約術や、お金をかけずに推し活を楽しむ工夫、困ったときの対処法まで幅広くご紹介します。

お金の不安を解消し、推し活を賢く楽しむヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。

なぜオタクは金欠になりやすいの?

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なぜオタクは金欠になりやすいのか、以下の5点に分けて解説していきます。

  • オタク活動の実態
  • 毎月お金がないが推し活はやめられない
  • 消費者庁も注目の10代20代の推し活と金欠の実態データ
  • イベント・グッズ価格高騰と収入の伸び悩み
  • 「これ絶対使わない…」でも買ってしまう心理

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

オタク活動の実態

オタクが金欠になりやすい理由1つ目は、オタク活動の実態です。

推し活を続けるうえで、継続的かつ予測できない出費が多い点があげられます。

新作グッズの発売、突発的なイベントの告知、CDの複数買いなど、思いがけない支出が繰り返されるのが特徴です。

オタク活動にかかる費用は人によって差があるものの、一般的には月1万円未満〜3万円程度が多く、熱心な層では月3万〜5万円、年間で40万円前後に達するケースもあります。

複数の調査結果からもその傾向が見えており、株式会社G-CREWSのサイトでは「推し活にかける月平均は約16,600円」、Favomatchの調査では「年間約40万円(=月平均約33,000円)」という結果になりました。

さらに、Pontaリサーチによれば月5,000円以上使っている人が約4割に上るという結果も出ており、推し活が生活の一部となっているようです。

オタクの支出は生活必需品ではなく、推しへの愛情によって動かされるものであるため、つい財布のひもが緩む場面も多いと思います。

突発的な出費があることを知った上で、あらかじめ予算を組む工夫が必要ではないでしょうか。

毎月お金がないが推し活はやめられない

オタクが金欠になりやすい理由2つ目は、毎月お金がないが推し活はやめられないです。

推しは生活のモチベーションであり、生きる支えや精神的な安定剤ともいえます。

Xでも以下の投稿がありました。

バイト代を推し活に全額投資しているようですね。

ネット上では他にも、「給料日やバイト代が入ったその日に大半が消える」「本当は節約したいけれど、我慢できずにグッズやチケットを買ってしまう」といった声が多く見られます。

しかし本当に大切なのは、我慢することそのものではありません。

生きがいである推し活を予算内で無理なく続けるには、どうすればいいかを考える視点です。

Xでも、アーティストのGACKTさんが以下の発信をされていました。

推される立場の方が、深く「心のあり方」に向き合っている姿に、思わずハッとさせられます。

オタク側としても、推し活がどれだけ自分の心を支えているか、あらためて実感できる発信ですね。

我慢をベースにした節約は長続きしないため、自分の生活を守りながら楽しむバランス感覚が求められます。

消費者庁も注目の10代20代の推し活と金欠の実態データ

オタクが金欠になりやすい理由3つ目は、消費者庁も注目する10代20代の推し活と金欠の実態です。

消費者庁の「消費者意識基本調査(2022年版)」では、若者の推し活消費意欲の高さが明らかにされています。

10代後半の42.1%20代の31.8%が「有名人やキャラクターを応援する活動にお金を使う」と回答しており、他の世代と比べて際立った割合です。

16才~22歳のZ世代を対象としたGMO NIKKOの調査でも、推し活を実践している割合は約7割に上り、特に女性では8割近くに達していることがわかりました。

最も多い回答は「推し活=生きがい」であり、日常生活の中で推しが思考の大部分を占めている様子もうかがえます。

推し活はもはや一過性のブームではなく、10代後半から20代にとって当たり前の文化になりつつあるといえるでしょう。

一方で、ネット上では奨学金や仕送りをグッズやチケット代に充ててしまう声も散見され、生活費とのバランスに悩む若者の姿も見受けられます。

実際に、Yahoo!知恵袋では「奨学金の返済が難しくなるほど推し活にのめり込み、最終的には一度オタ活をやめた」という体験談も投稿されていました。

推し活が日常の一部となっている今だからこそ、無理のない範囲で楽しむ工夫は必須といえるでしょう。

イベント・グッズ価格高騰と収入の伸び悩み

オタクが金欠になりやすい理由4つ目は、イベントやグッズ価格の高騰と収入の伸び悩みです。

近年では、コロナ禍によるイベントの中止や延期が続いた影響で、運営側のコストが増え、チケット代やグッズ価格が値上がりするケースが増えてきました。

限定品や受注生産グッズなども増え、1つあたりの価格設定も以前より高い傾向があります。

一方で、アルバイトの時給や新卒の初任給といった若年層の収入は、それほど大きくは伸びていません。

2024年6月にNHKが報じた「実感なき給料アップ 世界比較で愕然」という記事でも、物価に対して収入の伸びが追いつかない構造的な背景が詳しく解説されています。

海外と比べても、日本の給料水準は高いとはいえません。

物価だけが上がり収入がそのままでは、金銭的な負担感が強まるのも当然です。

Xでも、下記の投稿が関心を集めていました。

共感する人が多い背景には、推しを応援したい気持ちと現実の出費の間にある深いギャップがあるのでしょう。

物価高でも給料が上がらないという現実は、オタクに限らず多くの人にとって悩ましい問題です。

オタクでいることにかかるコストが、これまで以上に重くのしかかるようになってきた今、推し活を続けていくための工夫がますます求められています。

「これ絶対使わない…」でも買ってしまう心理

オタクが金欠になりやすい理由5つ目は、「これ絶対使わない…」と思っても買ってしまう心理です。

使わないとわかっていても購入してしまうのは、単なる浪費ではなく、オタク特有の心の動きが関係しています。

たとえば、「このシリーズは全部そろえたい」というコンプリート欲や、「少しでも売上に貢献したい」という応援の気持ちです。

さらに、「今しか買えない限定品だから逃したくない」という焦りや不安感もあります。

実際に、買ったグッズを開けずにそのまま保管していたり、しまっていて存在を忘れてしまったりすることもあるでしょう。

筆者自身も、コンプリート欲からグラスを8個そろえた経験があります。

1人で全部使うわけでもなく、そもそもキレイな状態を保ちたかったので飾ってあるだけです。

非オタクから見れば、非常に無駄な買い物に見えるかもしれません。

同じように、「使わないのに買った自分は、無駄遣いをしてしまったのかもしれない」と落ち込む人もいますが、好きな気持ちを形にして残したいという純粋な想いがあります。

グッズ購入は推しを応援する方法の1つですので、買ってしまった自分を責める必要はありません。

後悔するよりも、「これは本当に必要か」「他にも応援の方法はないか」と立ち止まって考えることが、心とお金のバランスを保つために大切です。

グッズ購入に頼り過ぎず、推し活方法を楽しむ工夫を見つけていきましょう。

金欠から抜け出すための実践的節約術

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金欠から抜け出すための実践的節約術は、以下の5つです。

  • 第一歩は固定費の見直しから
  • 食費を賢く節約
  • 衝動買いを防ぐ
  • フリマアプリを活用
  • 先取り貯金で確実にお金を貯める

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

第一歩は固定費の見直しから

金欠から抜け出すための実践的節約術1つ目は、固定費の見直しです。

出費を抑えるために食費や日用品費、交際費などの変動費を減らそうと考えがちですが、実は毎月決まって出ていく固定費を抑えた方が節約効果は高くなります

固定費は日常的に意識する機会があまりないかもしれませんが、知らず知らずのうちに家計を圧迫している場合もあるでしょう。

具体的には、以下の項目が挙げられます。

  • 光熱費(電気・ガス・水道)
  • ネット回線
  • サブスクリプション(音楽・動画・電子書籍など)
  • スマホ
  • 入院保障などの民間保険

特にサブスクは、音楽や動画、電子書籍など同じ目的でも複数契約しているケースが多いようです。

まずは重複しているサービスを確認し、頻度の少ないものを解約すれば、月に数千円単位の節約につながる可能性があります。

スマホ代に関しても、格安SIMへの乗り換えやプランの変更によって、月額料金を半分以下に抑えられる場合もあるでしょう。

筆者は、大手キャリアから格安SIMに切り替えたことで、1か月あたり5,500円、年間では66,000円もの節約につながりました。

民間保険も契約後に内容を見直さず、不要な補償が付いたままになっている人も多いのではないでしょうか。

年齢や世帯状況により補償内容の必要条件が変わってくるケースもありますので、ぜひ見直してみましょう。

固定費は一度見直すだけで無理なく支出が減らせますので、浮いたお金を推し活予算や貯金に回すことも可能になります。

「生活を整えることで応援の幅を広げていく」という前向きな選択として、まずは固定費に目を向けてみてください。

食費を賢く節約

金欠から抜け出すための実践的節約術2つ目は、食費を賢く節約するです。

食費は日々の暮らしに欠かせない支出ですが、ちょっとした習慣の見直しで、大きな節約効果を得られる項目です。

特に、外食やコンビニ、カフェなど、つい使ってしまう「ちりつも出費」は、金欠の大きな原因になりやすい傾向があります。

Xでも、次の投稿がありました。

平日は忙しくて外食やコンビニに頼りがちだった方も、週末にまとめて作り置きをすれば、大きな節約になります。

コンビニ通いを減らしたり、外食を控えて自炊を増やすことは、節約だけではなく健康面でも嬉しい効果がありそうですね。

また、スーパーの特売日を活用すると、同じ食材をより安く手に入れることができます。

スーパーの買い物でも「ついで買い」を防ぐために、訪れる頻度を減らすと節約につながることが多いようです。

筆者はもともと自炊派なので外食費はかかっていませんでしたが、大好きなコーヒー代に月5,000円以上出費していた時期がありました。

平日は毎日のようにコンビニで淹れたてコーヒーを買い、カフェチェーンも月に数回は利用していたと思います。

節約を意識してからは、月に1度コーヒー豆を購入し、推しモチーフをさりげなく取り入れたマグを持ち歩くようになりました。

とはいえ、「節約=我慢」では長続きしません。

むしろ「無駄を減らして、その分を推し活に回すという前向きな考え方の方が、気持ちも軽くなり、継続しやすくなります。

自炊の頻度や買い物の仕方を少し工夫するだけでも、1か月あたりの食費は大きく変わります。

健康を崩さない範囲内で、無理なく食費の節約を始めてみてください。

衝動買いを防ぐ

金欠から抜け出すための実践的節約術3つ目は、衝動買いを防ぐです。

推しグッズは、目に入るとつい手を伸ばしたくなる魅力がありますが、ノリや勢いで購入してしまい後悔した経験はありませんか?

特にSNSや通販サイトでは、期間限定や数量限定といった言葉が目立ち、冷静な判断がしにくくなりなす。

「今買わないともう手に入らないかもしれない」と思うと、必要性よりも焦りが勝ってしまい、結果として無駄遣いにつながります。

衝動買いを防ぐためには、次のような工夫が効果的です。

  • 欲しくなったらその場で買わず、24時間ルールで一晩寝かせて考える
  • 通販サイトの「お気に入り」機能を使い、数日後に改めて確認する
  • 本当に必要かどうかを「今使う予定があるか?」という視点で問い直す

24時間ルールは効果が高く、おすすめの方法です

筆者は漫画が大好きなので、つい予算を超えて電子書籍を購入しそうになることがあります。

衝動買いを止めると決意してからは、欲しいコミックは一度カートに全て入れ、翌日以降に見直すことにしました。

いざ2日後に改めて見ると、欲しい気持ちが薄れていた漫画が多く、結果的に2冊だけの買い物で済んだのです。

気持ちが高ぶっているときには冷静な判断が難しいため、時間を置いて考えてみましょう。

また、SNSや通販サイトを頻繁に見る習慣そのものが、衝動買いの引き金になることもあります。

無意識のうちに購買意欲が湧いてしまうため、チェックする時間をあらかじめ決めたり、新着通知をオフにして見る頻度を減らすのも有効です。

推しを応援することは喜びですが、応援する自分自身の生活や心の余裕も同じくらい大切です。

衝動的な買い物を減らすと、本当に必要なものや大切にできるグッズだけが手元に残り、満足感のある推し活につながっていくでしょう。

フリマアプリを活用

金欠から抜け出すための実践的節約術4つ目は、フリマアプリの活用です。

部屋を眺めてみると、買いすぎたグッズや、使わないまま保管しているアイテムはありませんか?

メルカリやラクマなどのフリマアプリを通じて売却すれば、ちょっとした収入源になります。

また、オタクグッズは、同じジャンルのファンにとっては価値のあるアイテムです。

すでに完売している限定品や、今では入手困難なグッズであれば、想像以上の価格で取引されることもあるでしょう。

グッズを手放すことに抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、「大切にしてくれる次のファンへ託す」という視点を持てば、前向きな一歩になります。

特に、推し替えやジャンル卒業といった心理的な節目は、グッズを手放しやすいタイミングです。

いざ見直してみると、「これはもう手元になくても大丈夫」と感じるアイテムもあるかもしれません。

また、フリマアプリは売るだけでなく、買う手段としても利用をおすすめします。

未開封のグッズや美品が、新品よりも手頃な価格で出品されていることがあり、節約しながら推し活を楽しみたい方にとっては嬉しい選択肢となります。

公式からグッズを買わないことで推しへの直接的な応援に繋がらず、邪道だと考える人がいるかもしれません。

しかし、浮いた推し活資金をチケット購入や現場への参加費に充てると、結果的に応援に繋がるともいえるのではないでしょうか。

持っているアイテムを見直し、売ると買うの両面でフリマアプリを活用すれば、金欠の改善と満足度の高い推し活の両立がしやすくなるでしょう。

先取り貯金で確実にお金を貯める

金欠から抜け出すための実践的節約術5つ目は、先取り貯金で確実にお金を貯めるです。

「余ったら貯めよう」と思っても、日々の支出でなかなか余らず、結局使い切ってしまうことが多いのではないでしょうか。

給料や仕送りが入ったタイミングで、先に一定額を別口座や現金で確保しておきましょう。

先取り貯金を習慣にすると、金欠から抜け出しやすくなり、推し活資金の管理もしやすくなります。

特におすすめなのが、推し貯金を作ることです。

専用の貯金口座を開設するほか、現金を封筒分けて管理する方法も効果的です。

専用口座や封筒に分けて管理する際も、さらにイベント用・グッズ用といった目的別に分けることで目標が明確になり、モチベーションも保ちやすくなります。

もし住信SBIネット銀行を利用している方であれば、1つの口座内に、目的別口座を10個まで作って振り分けることもできます。

「推しの誕生日までに3万円貯める」「年内のイベント参加費を先取りしておく」など、具体的な目標を立てれば、推し活に対する意識も変わってくるでしょう。

まずはお金を貯める仕組みを整えることが、充実した推し活を長く楽しむための第一歩となります。

金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方

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金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方は、以下の5つです。

  • YouTube・SNSを活用した無料推し活
  • 推し活ノートや手作りグッズで愛情表現
  • 聖地巡礼の交通費を抑える工夫と穴場スポット
  • オフ会やオンラインコミュニティの活用
  • 無料イベントやキャンペーン情報をゲットする方法

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

YouTube・SNSを活用した無料推し活

金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方1つ目は、YouTube・SNSを活用した無料推し活です。

公式チャンネルで公開されている動画を再生するだけで、再生回数に貢献する立派な応援になります。

再生回数が増えると動画の評価や注目度が高まり、より多くの人の目に留まりやすくなるでしょう。

また、Xでの「いいね」や「リポスト」も、エンゲージメントとして可視化されます。

積極的にコメントを残したり、いいねの数が増えることで、結果的に推し自身のモチベーション向上にもなりそうです。

SNS上での推しへの注目が高まると、新たなファンの獲得へと繋がるかもしれません。

また、有志ファンが制作した考察動画やリアクション動画を楽しむことで、推しへの理解がより深まり、コミュニティの一体感も高まります。

お金をかけなくても、情報を共有し、共感し合い、感想を伝える行為そのものが、推しを支える力になるでしょう。

無料で使えるYouTubeやSNSを活用した推し活は、金銭的に余裕がない時期こそ、強い味方となってくれるはずです。

ぜひ積極的に利用してみてください。

推し活ノートや手作りグッズで愛情表現

金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方2つ目は、推し活ノートや手作りグッズで愛情表現です。

実は市販のグッズを買わなくても、推しへの愛情を形にできる方法はたくさんあります。

推し活ノートを作って日々の思いを記録したり、イベントの感想をまとめたりすれば、自分だけの推しの歴史を大切に残すことができます。

雑誌の切り抜きやパンフレットなどを使ったコラージュも、推し活の記録として人気があります。

Xでも、下記の投稿がありました。

既に20冊の推し活ノートを作成されているそうで、グッズ購入以上に推しへの強い愛情がうかがえますね。

推し色のペンや紙を使うだけでも、気分が上がり、作品に対する思い入れも強くなるはずです。

また、ファンアートを描いたり、アクスタ用の背景を手作りしたりするのも楽しい方法です。

Xでも、次の投稿がありました。

市販の立体ポストカードを上手く活用して、素敵な作品に仕上げていますね。

大好きなグッズを飾り自分だけの推し空間を作ることは、金額では得られない満足感を与えてくれます。

推し活は買うことだけではなく、つくること書き残すことでも成り立ちます。

クリエイティブな楽しみ方で、愛情を形にしていきましょう。

聖地巡礼の交通費を抑える工夫と穴場スポット

金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方3つ目は、聖地巡礼の交通費を抑える工夫と穴場スポットです。

推しのゆかりの地を訪れる聖地巡礼は、オタク活動の醍醐味のひとつです。

しかし交通費や宿泊費がかさむと、金欠のときには負担になりがちです。

そこで、費用を抑えながら楽しむための工夫を取り入れてみましょう。

交通費の節約には、以下の方法が効果的です。

交通費の節約方法
  • 夜行バス
  • 青春18きっぷ(列車)
  • LCC(飛行機)

夜行バスは距離にもよりますが、往復1万円以内で移動できることが多いです。

ただし、夜行バスは安いぶん快適さは劣りますので、コストと快適さのバランスを加味して交通手段を選択しましょう。

また移動手段に関わらず、早割や回数券などを利用すると数千円単位で節約できます。

ただし、早割は利用期間や数の上限が決まっていますので、予定がわかり次第、早めに予約するようにしましょう。

タイミングによっては、鉄道や飛行機のチケットが安く購入できる株主優待券が金券ショップで手に入ることもありますので、合わせてチェックしてみてください。

宿泊費を抑える方法としては、カプセルホテルやゲストハウスを選んだり、日帰りで行ける範囲を検討するのも一案です。

もしもホテルや旅館を利用する場合には、交通費と同様に早期割引が適用される場合もあります。

楽天トラベルやじゃらんnetを利用し、早めに賢く利用しましょう。

また、有名な場所は混雑しやすくコストも高くなりがちですが、作品にちなんだ穴場スポットや無料で楽しめる展示も各地に存在します。

SNSやブログで情報を集めれば、駅や公園など「こんなところが聖地だったのか」と驚くような発見もあるでしょう。

お金をかけすぎず、でもしっかり楽しむスタイルで、心に残る聖地巡礼を叶えてください。

オフ会やオンラインコミュニティの活用

金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方4つ目は、オフ会やオンラインコミュニティの活用です。

同じ趣味を持つ仲間と語り合うことは、推しへの熱量を保ちながらも、出費を抑えて楽しめる推し活のひとつといえます。

無料で利用できるツールには、XやDiscord、ふせったーなどがあり、気軽に参加できるのが魅力です。

なかでもDiscordでは、掲示板サービス「DISBOARD」を通じて好きなジャンルのサーバーを探すことができ、テキストや音声で仲間と会話を楽しめます。

節約志向のオタク同士だからこそ、「お金をかけずに楽しむ工夫」や「低コストの推し活アイデア」などの共有もしやすく、刺激になることもあるでしょう。

金銭的に余裕がある時期には、カフェなどで小規模なオフ会を開いたり、手作りグッズを見せ合う場を持つのもひとつの方法です。

仲間とのつながりは、推し活へのモチベーションを保つだけでなく、心の支えにもなります。

金欠の時期こそ、推しへの愛を語れる場所を持つことで、孤独感を和らげながら前向きな気持ちで推し活を続けていけるはずです。

無料イベントやキャンペーン情報をゲットする方法

金欠オタクの無料&低コストの賢い楽しみ方5つ目は、無料イベントやキャンペーン情報をゲットする方法です。

最近では、アニメやゲーム関連の企業が実施する無料配布や展示会、キャンペーン企画が増えています。

うまく活用することでお金をかけずに推し活を楽しむことができますが、特に注目したいのが、ポップアップストアやコラボ展示の開催情報です。

入場無料の企画展や、限定ポストカードの無料配布、SNS投稿キャンペーンなど、費用をかけずに特別感のある体験ができる機会が用意されています。

アニメイトやタワーレコードでは、購入者限定の企画だけでなく、来店するだけで参加可能なスタンプラリーパネル展示が行われることもあります。

お得な情報を見逃さないためには、以下のような手段が有効です。

  • 公式SNS(X、Instagramなど)をフォローする
  • イベント情報まとめサイトやオタ活情報アカウントをチェックする
  • アプリのプッシュ通知をオンにして、リアルタイムで確認できるようにする

また、チェーン系カフェやコンビニとのコラボキャンペーンも狙い目です。

推しのグッズがもらえるキャンペーンや、レシート応募による抽選などもあり、日常の買い物の延長で楽しめる点が魅力といえるでしょう。

お金をかけずに参加できるイベントをうまく活用すれば、コス0でも満足度の高い時間を過ごせます。

情報収集の習慣をつけることで、楽しみの幅はぐっと広がっていくはずです。

金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構え

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金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構えは、以下の5つです。

  • 単発バイトやクラウドソーシングを活用する
  • 公的支援制度をチェック!
  • 周りの人に相談してみる
  • お金がない時期は応援する形を変えてみる
  • 心の中で応援することも立派な推し活

1つずつ詳しく解説してきます。

単発バイトやクラウドソーシングを活用する

金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構え1つ目は、単発バイトやクラウドソーシングを活用するです。

短期間でも収入を得られる手段があると、「推し活を続けたい」という気持ちを前向きに支えられるでしょう。

具体的には、以下のような仕事が挙げられます。

  • イベント設営やグッズ販売などのライブ関連のアルバイト
  • ティッシュ配りや試供品サンプリングといった短時間の仕事
  • 覆面調査(ミステリーショッパー)や街頭調査スタッフ

単発バイトの多くは日雇いや数時間で終わるものも多く、学生や本業がある方でも無理なく取り組めます。

在宅で働きたい方には、クラウドワークスやココナラなどのクラウドソーシングサービスが向いています。

文章作成やイラスト制作、SNS運用など、自分の得意分野を活かしてお金を得ることも可能です。

スキルに自信がなくても、タスク形式の簡単な作業やデータ入力などから始められる案件もあるため、まずは登録してみることをおすすめします。

「推しのために一時的に頑張る」という目標があると、自然とモチベーションも高まり、働くこと自体が自己肯定感につながっていくでしょう。

小さな行動の積み重ねが、未来の推し活を支える力になります。

公的支援制度をチェック!

金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構え2つ目は、公的支援制度をチェックするです。

生活が苦しくなったとき、自力で何とかしようと頑張りすぎてしまう方は少なくありません。

しかし、制度の利用は単なる甘えではなく、今の暮らしを立て直すための正当な選択肢です。

特に学生の場合は、日本学生支援機構による奨学金制度や、大学独自の学費減免制度などが設けられています。

家計が急変したときに使える緊急支援制度もあるため、一度在籍している学校の窓口に相談してみましょう。

また、失業や収入減に直面している社会人には、生活福祉資金貸付制度や住居確保給付金など、市区町村の窓口で申請できる支援もあります。

どの制度も、「生活に困っている人が立ち上がるために用意されたもの」であり、使うことに引け目を感じる必要はまったくありません。

申請には一定の手続きが必要ですが、調べ始めるだけでも視野が広がり、安心材料になります。

まずは自治体のホームページや「困窮支援」などのキーワードで情報を検索し、自分に合う制度がないかを確認してみてください。

申請することに戸惑いやためらいを感じるかもしれませんが、制度はあなたの暮らしを守るためにあります。

無理を重ねてしまう前に、ぜひ公的支援制度の利用を検討してみてください。

生活が安定すれば、心にゆとりが戻り、また前向きに推し活を楽しめる日がきっとやってきます。

周りの人に相談してみる

金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構え3つ目は、周りの人に相談してみるです。

お金に困っているときほど、人には打ち明けにくく、一人で抱え込んでしまう方が少なくありません。

思い切って親や友人、信頼できる人に相談してみることは、とても大切な一歩となります。

特に若い世代の方は、「お金の話をするのは恥ずかしい」「甘えていると思われたくない」と感じやすいものです。

とはいえ、実際には多くの人が一度は金銭的な困難を経験しており、「実は自分もそうだったよ」と共感してくれる人が見つかることもあります。

筆者自身も、学生時代に学業とアルバイトの両立が難しくなり、収入が減って生活が苦しくなった時期がありました。

悩んだ末に親へ相談したことで心が軽くなり、一時的に仕送りを増やしてもらえたことで、なんとか乗り越えられたのです。

相談することによって、気持ちが整理され、必要な支援制度に気づくきっかけになることもあります。

自分を守るための選択肢のひとつとして、人に頼ることや制度を利用することは、決して後ろ向きな行動ではありません。

誰かに話すことで状況が変わることもあります。

今できることから、一歩ずつ進んでいきましょう。

お金がない時期は応援する形を変えてみる

金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構え4つ目は、お金がない時期は応援する形を変えてみるです。

推し活というと、グッズの購入やイベント参加など「お金をかける」ことが基本と思われがちですが、応援の形はそれだけではありません。

Xでも下記の投稿がありました。

投稿者の方も、ライブまでの準備や考察をブログ記事として公開するなど、お金より時間をかけて推し活を楽しんでいるようです。

SNSでの投稿や感想の共有、友人に魅力を伝えるといった行動も、十分に意味のある応援方法といえるでしょう。

再生回数やエンゲージメントに貢献すれば、推しや作品の認知度アップにもつながります。

実際に筆者自身も、学生時代に好きなライトノベルを友人に貸したり、紹介したりして広めていました。

貸す前は恥ずかしい気持ちもありましたが、「面白かった」「このキャラ私も好きかも」と言われた時の喜びは、まさにお金では得られない体験でした。

応援は金額で測るものではなく、想いの込め方は人それぞれです。

一時的に出費を控える期間であっても、自分を責める必要はありません。

限られた中でできる最大限の愛情表現を見つける過程は、推しとの絆を深めるきっかけにもなるはずです。

心の中で応援することも立派な推し活

金欠時のピンチを乗り切る最終手段と心構え5つ目は、心の中で応援することも立派な推し活です。

経済的な事情でグッズやチケットを買えないとき、「自分はもうオタクとは言えないのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。

けれど、推し活はお金をかけることだけが正解ではないのです。

応援したいという気持ちそのものが、何よりもかけがえのないものといえるでしょう。

たとえCDを何枚も買えなくても、初めて出会ったときの感動や、日々の心の支えになった体験があれば、それだけで推しとのつながりは続いています。

筆者自身、地方在住で家族事情もあり、リアルイベントへの参加はなかなか難しい状況にあります。

グッズも最低限にとどめていますが、元気を出したいときにはYouTubeの公式チャンネルでPVを繰り返し視聴し、気持ちを保つようにしています。

今は経済的に厳しくても、また応援できる時期が訪れる可能性は十分にあるでしょう。

「そのときが来たら全力で推したい」という前向きな気持ちこそが、今を支える大切な原動力です。

推しとの関係は、費やした金額ではなく、想いの深さと継続にこそ意味があります。

心まで沈みこまず、今できる範囲で推しへの愛を大切に育んでいってください。

オタクの金欠のまとめ

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今回は、金欠オタクを卒業するための実践方法や、推し活との賢い付き合い方について解説しました。

オタクが金欠になりやすい背景には、物価の上昇や推しへの深い愛情が影響しています。

お金の悩みを乗り越えるために必要なのは、我慢ではなく仕組みや工夫です。

固定費の見直しや衝動買いの対策、先取り貯金といった節約術に加えて、低コストで推し活を楽しむ方法も積極的に取り入れてみてください。

推しへの想いは、かけた金額で決まるものではありません。

自分の暮らしや心を大切にしながら、推し活を楽しんでいきましょう。

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