「アイドルオタクとしてお金を使いすぎて生活が苦しい」「グッズやチケット代が高額でお金の無駄だったかも」「推し活やめたほうがいいかな」と悩む方も多いのではないでしょうか。
でも推し活がないと人生の楽しみがなくなってしまうのではないかと不安もありますよね。
この記事では、アイドルオタクはなぜお金の無駄と感じてしまうのか、実態や対処法、心の整理のしかたをご紹介しています。
賢くお金を使って不安なくアイドルオタクの人生を楽しみましょう。
アイドルオタクはお金の無駄?

アイドルオタクはお金の無駄なのかについて以下の3つをご紹介します。
- アイドルオタクの平均的な年間支出は?
- 推し活費が生活費を圧迫?
- なぜお金を使いすぎてしまう?
1つずつ見ていきましょう。
アイドルオタクの平均的な年間支出は?
アイドルオタクはお金の無駄遣いなのかどうか、平均的な年間支出からみてみましょう。
年間支出を振り返ってみることで推し活を客観的に振り返ることができます。
アイドルヲタクが「1か月間でアイドルに使う金額」を調査したところ、「2万円以上~5万円未満」が最も多く約30%でした。次いで多いのが「5万円以上~10万円未満」で、さらには「10万円以上」という人が約10%おり、毎月、高額をアイドルに使っている人が多いということがわかりました。
インディーズアイドル研究所調べ
月額で2万~5万ということなので、月2万~5万×12で年間24万~60万となります。
アンケート調査などをもとにしただいたいの支出が以下のようになっています。
項目 | 年間支出目安(円) | 割合(%) | 備考 |
---|---|---|---|
ライブ、イベント | 108,000 ~ 300,000 | 45% | チケット代、物販、握手会、ファンミ参加費用など。 参加頻度や物販購入量による。 |
グッズ | 72,000 ~ 180,000 | 30% | CD、写真集、公式グッズ購入費。 推し活の熱量による。 |
遠征 | 48,000 ~ 120,000 | 20% | 交通費、宿泊費。 遠征回数や距離によって大きく変動。 |
その他 | 0~12,000 | 5% | ファンクラブ年会費、配信課金など。 |
合計 | 240,000 ~ 600,000 | 100% | 月平均2万~5万円の推し活費に相当。 |
この金額だけを見ると「使いすぎかも?」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、推し活の中身は人それぞれという点も忘れてはいけません。
同じ金額を使っていても、遠征費が多い人、グッズを中心に楽しむ人、現場は控えめだけどサブスクや配信に力を入れている人など、使い方によって感じ方は大きく変わります。
自分の支出だけを見て「こんなに使ってるなんて」と責めるのではなく、自分のペースと楽しみ方に合った金額だったかを見直すことが大切です。
数字を把握することで冷静に振り返るきっかけになり、結果として、より満足度の高い推し活ができるようになります。
アイドルオタクはお金の無駄なのかについてアイドルオタクの平均的な年間支出を振り返ってみるのは大切ですね。
推し活費が生活費を圧迫?
アイドルオタクはお金の無駄遣いなのかどうかは、推し活費が生活費を圧迫しているかどうかで確認しましょう。
推し活が生活の喜びである一方で、その費用が生活費を圧迫するケースもあります。
xでも生活費よりも推し活費のほうが高かったという投稿がありました。
食費を削ってまでグッズを買ったり、交際費を減らして遠征費に回したりすることで、生活リズムが崩れることもあります。
サブスク、配信チケット、ファンクラブ年会費、定期的なグッズやカフェコラボといった小さな出費も積み重なるとかなりの金額になります。
自覚のないまま支出がふくらんでしまうのが怖いところですが、気づいた今が見直しのチャンスです。
必要以上に自分を責めず、立ち止まってバランスを考えてみましょう。
アイドルオタクはお金の無駄なのかについて推し活費が生活費を圧迫をすることに気を付けましょう。
なぜお金を使いすぎてしまう?
アイドルオタクはお金の無駄なのか、お金を使いすぎてしまう原因から考えてみましょう。
推しのためという目的があると、出費を正当化しやすくなります。
「このCDを買うことで売上に貢献できる」「このグッズは応援の証」と思うと、自然に財布のひもが緩くなってしまうのは当然のことです。
さらに、SNSのタイムラインには「○○円積んだ」「○○全通した」といった投稿があふれ、知らず知らずのうちに「同じくらい頑張らなきゃ」というプレッシャーを感じることもあります。
限定品、受注生産、抽選制イベントなど、購入や参加のチャンスが限られている仕組みも、「今しかない」「逃したら一生手に入らないかも」と思わせ、購買意欲を煽ります。
でも、こうした心理に影響されているのはあなただけではありません。
自分を責めるのではなく、なぜそうなるのかを冷静に理解することで、対処の第一歩が見えてきます。
アイドルオタクはお金の無駄なのか考えるときに、なぜお金を使いすぎてしまうのか一度立ち止まってみることをおすすめします。
アイドルオタクで無駄だったと感じる瞬間とは?

アイドルオタクで無駄だったと感じる瞬間について以下の4つをご紹介します。
- グッズ購入が義務化?
- イベント参加が目的化?
- 生活や仕事に支障
- 推し活をやめたら幸せになった?
1つずつ見ていきましょう。
グッズ購入が義務化?
アイドルオタクはお金の無駄遣いだったと感じる瞬間に、グッズ購入が義務化されてしまっていることが挙げられます。
義務感に突き動かされた購買行動は、自分の本音とずれてしまっている可能性があります。
たとえば新商品が出たら買うのが当たり前という空気感や本当に欲しいものでなくても買わなきゃファン失格と感じてしまうことがありますよね。
「使い道がないけど買った」「開封もせずしまい込んでいる」など、集めることが目的になってしまい、飾ったり使ったりする喜びがなくなる瞬間は虚しさを感じます。
「欲しいから買う」ではなく「買わなきゃ不安」という心理になっている場合は、一度立ち止まって本当はどうしたいのか考えてみましょう。
アイドルオタクでお金の無駄だったと感じる瞬間についてグッズ購入が義務になっていないか確認する必要があります。
イベント参加が目的化?
アイドルオタクはお金の無駄遣いだったと感じる瞬間に、イベント参加が目的化していることも挙げられます。
本来は推しとのふれあいやパフォーマンスを楽しむためのイベントも、いつの間にか参加すること自体が目的になってしまうことがあります。
たとえばチケット争奪戦を勝ち抜き、現地へ行って準備をするだけで疲れてしまって肝心の内容をあまり覚えていない、という経験はありませんか?
イベントに参加してないと置いていかれるという焦りで申し込みを繰り返してしまうこともありますよね。
Xでも推し活に燃え尽きてしまったと投稿している方がいました。
何のために推し活をしていたのかわからなくなってしまうことは誰でもありますよね。
アイドルオタクでお金の無駄だったと感じる瞬間についてイベント参加が目的になっていないか振り返ってみてもいいかもしれません。
生活や仕事に支障
アイドルオタクはお金の無駄遣いだったと感じる瞬間として、生活や仕事に支障が出ていると感じたら注意が必要です。
推し活に熱中しすぎるあまり、生活リズムが崩れてしまうこともあります。
たとえば推し活を優先して徹夜で配信視聴をしたり、寝不足で出勤して仕事に集中できないと生活や仕事に支障が出てしまいますよね。
休日すべて遠征に行って疲れてしまう方もいます。
クレジットカードの支払いが追いつかなくなったり、支払いのために借金をしてしまったりすると、推し活は喜びの場から生活の敵へと変化してしまいます。
本来は心の健康を保つ趣味であるはずの推し活が、逆に生活の負担になるとき、「これはちょっと危険かも」と一歩引いて考えるタイミングかもしれません。
アイドルオタクでお金の無駄だったと感じる瞬間について生活や仕事に支障が出ていないかよく確認しましょう。
推し活をやめたら幸せになった?
アイドルオタクはお金の無駄遣いだったと感じる瞬間に、推し活をやめたら幸せを感じたことが挙げられます。
実際に推し活をやめたり、距離を置いた人の中には「時間とお金に余裕ができて楽になった」という声もあります。
xでも推し活をやめたことでお金の余裕ができたことを実感する方の投稿がありました。
旅行や習い事、読書など、今までできなかったことに挑戦し、視野が広がったというポジティブな意見もあります。
とはいえ、やめることが正解と決めつける必要はありません。
推し活のスタイルを変えたり、参加頻度を見直したりするだけでも、心の余裕が生まれ、より健やかに楽しめるようになるケースが多く見られます。
推し活と自分の心の距離感は、人生のフェーズや気分によって変わっていいものです。
「前より控えめになったけど、今の方が楽しい」という気楽さがあってもいいですよね。
アイドルオタクでお金の無駄だったと感じる瞬間について、推し活をやめたら幸せになったという声も参考になるかもしれません。
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感

アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について以下の3つをご紹介します。
- 推しは生きる活力
- 推しの活動を支える喜び
- 自分を満たす最高の趣味
1つずつ見ていきましょう。
推しは生きる活力
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について1つ目は、推しは生きる活力です。
忙しい日常やしんどい仕事の中で、推しの存在が「明日もがんばろう」と思えるエネルギー源になることはよくあります。
推しの笑顔やパフォーマンス、SNSの更新ひとつで元気が出たり、次の現場のために仕事を頑張ろうと前向きになれることがありますよね。
推しの存在は、ファンにとって生きる活力です。
推しの存在に支えられて日々を過ごしているのなら、お金をかけることは無駄ではなく、自分の活力への大切な投資とも言えます。
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について、推しは生きる活力であるのは大きなメリットですよね。
推しの活動を支える喜び
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について2つ目は、推しの活動を支える喜びです。
グッズやCDの購入、ライブ参加、配信の課金などは推しの活動を直接的、間接的に支える手段です。
たとえば「自分の買った1枚がランキングに影響した」「イベント開催の一助になった」と感じられることは、ファンにとってかけがえのない喜びですよね。
「推しの成長を自分も支えている」という感覚はアイドルオタクに大きな誇りと幸福感をもたらしてくれます。
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について、推しの活動を支える喜びについても納得できますよね。
自分を満たす最高の趣味
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について3つ目は、自分を満たす最高の趣味です。
推し活は、他人の目を気にせず自分の心を満たすことができる趣味であり自己投資でもあります。
たとえばファン仲間との交流や会場での一体感、自分だけの特別な瞬間など、すべてが貴重な体験ですよね。
趣味にお金を使うのは、ゴルフや旅行、車、ファッションなどでも同じです。
オタク趣味だけが特別にお金の無駄遣いとは言えません。
心が満たされ、人生が豊かになるなら、その出費は決して無駄ではないのです。
アイドルオタクがお金を使うことの価値と心の満足感について、自分を満たす最高の趣味であることを忘れてはいけません。
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法

アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について以下の4つをご紹介します。
- グッズ整理のすすめ
- SNSやオタ友との距離感
- 推し活以外の楽しみを見つける
- 予算を決める
1つずつ見ていきましょう。
グッズ整理のすすめ
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について1つ目は、グッズ整理のすすめです。
増えすぎたグッズは、持っているだけで罪悪感を生むことがあります。
そんなときは本当に大切にしたいものだけを残す整理をしてみましょう。
たとえばメルカリや駿河屋で売ったり、ディスプレイ方法を見直したりすることで、新たな価値を生み出すことができます。
推し棚やフォトフレームなど、自分なりの大切にする形を持つのもおすすめです。
整理することで「無駄遣いしていたかもしれない」という後悔をやわらげて次へ活かしていくことができます。
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について、グッズ整理をするのはおすすめです。
SNSやオタ友との距離感
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について2つ目は、SNSやオタ友との距離感です。
SNSやオタ友との交流が楽しみな一方で、「周りと比べてしまう」ことで出費が増えたり心が疲れてしまうことがあります。
たとえばSNSでは常に「誰かが買ってる、行ってる、当たってる」情報が流れてきます。
オタ友との会話でも「○○買った?」「○○行くよね?」がプレッシャーになることもありますよね。
そんなときは一時的に通知をオフにしたり、ミュートやフォロー整理をするのも、自分の心を守る方法です。
「情報が多すぎて疲れる」と感じたら、距離を取ってみることをおすすめします。
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について、SNSやオタ友との距離感について見直してみるのもいいかもしれません。
推し活以外の楽しみを見つける
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について3つ目は、推し活以外の楽しみを見つけるです。
推し活が生活の中心になりすぎると、離れたときに喪失感が大きくなることもあります。
だからこそ、他の趣味や関心を持つことも大切です。
たとえば読書、カフェ巡り、散歩、美術館、料理など、日常に取り入れられる小さな趣味を複数持っておくと、心のバランスが整いやすくなります。
xでも、推し活以外に別の趣味を持ったことで、客観的に推し活を振り返る余裕ができたという投稿がありました。
推し活は人生の一部であって全部ではないということは忘れないでおきたいですね。
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について、推し活以外の楽しみを見つけることは心を守るために大切です。
予算を決める
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について4つ目は、予算を決めるです。
月に使っていい金額や、参加するイベントの回数をあらかじめ決めておけば、どこからがお金の無駄遣いかが明確になり、後悔の少ない応援ができるようになります。
たとえば、「推しのCDは月5,000円まで」「現場は年間3回まで」など、自分なりのルールを作ることで、出費がコントロールしやすくなります。
xでも家計簿アプリをしっかり活用して毎月貯金できているという方の投稿がありました。
さらに、「予算内でどれだけ満足できるか?」をゲームのように楽しむのもおすすめです。
ノートやアプリに「今月の推し活ログ」を書くことで、「これで○○円ならコスパ最高!」という達成感が得られ、モチベーションの維持にもつながります。
重要なのは、節約は我慢をすることではないということです。
自分で金額やルールを決めて実行できることは、自分でコントロールできている気持ちよさがあります。
アイドルオタクがお金の無駄遣いと感じた時の対処法について、予算を決めることは賢く推し活を続けていくために必要です。
アイドルオタクがお金の無駄かについてのまとめ

アイドルオタクが推し活にお金をかけることは、無駄ではありません。
生きる活力になり、満足感や幸福感をもたらす、かけがえのない体験ですよね。
ただ推し活は人生の一部であって全部ではないので、生活に支障が出るようなら一度立ち止まって本当に自分の幸せにつながっているか考えてみましょう。
お金の無駄だと感じる瞬間もありますが、工夫することで前向きに推し活を続けられます。
推し活は自己満足でOKです。
自分が笑顔になれるなら、それは素晴らしいお金の使い方なのです。
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